20代の40パーセント弱 シンプル携帯を支持という記事がありました。筆者は20代ではありませんが、この主張には賛成したくなります。ついでに、料金プランや手続きなども「シンプル」であれば言うことはありません。
記事ではiPhoneを多機能携帯として紹介しています。確かに多機能です。しかし、それが必ずしも「複雑」とは言えません。シンプルかどうかと、多機能かどうかは次元の違う話です。iPhoneはAppleが開発した極めて優秀なユーザーインターフェイスのおかげで、直感的な操作が可能です。
スタートメニューは全てアイコン表示であり、訓練したらチンパンジーでも使えそうです。主に使うボタンは1つだけ、あとは思い通りにタッチスクリーンの上に指を這わせるだけです。ソフトもほとんどは後からダウンロードする必要があるため、選択権はユーザーに委ねられています。そして、そもそも満足な取扱説明書もありません。
ただし、PCに関する知識は必要となります。App Storeを使うためにはWiFiが必要なように、iPhoneはユーザーがPCを使えることをかなりの部分で前提としています。これは操作系も同様だと思います。逆に言えば、PCユーザーなら取説なしで使用できます。
PCと携帯の操作の違いにイライラするシンプル支持のユーザーにとって、PCのごとく使えるiPhoneは十分にシンプルたり得る携帯だと思います。
2008 年 10 月 6 日
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